The Migratory Bird

自分が渡り鳥だと勘違いしている人間の書き溜め

月4万

第二志望の慶應文学部の入試科目は英語、地歴、小論文です。最近志望することを決めたので、今まで小論文対策をしてきませんでした。そのことを予備校の人に相談したら、対策のための個別指導に、月4万かかると判明しました(大汗)。だからかなり迷いました。第二志望に月4万?他の大学を第二志望に変えようかな。国公立一本に絞る?もし落ちたら二浪?それとも早稲田とか早慶以下の私大にする?でも本当に行きたいところじゃないと通えないタイプだし...。

 

このことを、さっき電話で母親に相談しました。まず何を勉強したいのか、なぜそれがやりたいのか、どこの大学に行きたいのか、なぜそこがいいのか、それぞれの大学のメリットデメリットは何か、たくさん話しました。結果的に、月4万の承諾を得ました。無駄にしない(欠席しない)ことを約束して。「最近調子が良くて朝起きれてるし、ちゃんと通える自信がついてきた!」「夏期講習は一日も休んでない!」など主張しました。本当に調子がいいので。あとは「大学に入ったらバイトを頑張って生活費を稼ぐ!」とも主張しておきました。そんなことしなくていいとは言われましたが、学生生活が始まったら清貧な暮らしを心がけようと思ってます。

 

親にお金の話をするのは昔から苦手です。自分にお金を使わせることに対する申し訳なさで潰れてしまいそうです。にも関わらず父親に似て金遣いが荒くて(衝動に弱いからかもしれません)、困ったものです。でも努力はしています。浪人生活を始めてから、仕送りを減らしてもらって節約を始めました。ヘアカラーは長持ちするカラーにしてもらってるし、美容皮膚科に通うのもストップすることにしました(涙)。タンパク源は卵か鶏肉か豚こま、時々魚だし、外食も減りました。服も今年に入ってH&Mでしか買ってません。化粧品も安いものに挑戦してます。本は新品じゃないと嫌なんですが、中古にも手を出し始めました。正直お金が足りなくなる月もあってリボ払いに手を染めていますが、一応努力はしています。(頑張ります...)

 

老いた両親をいつまでも働かせて本当に申し訳ないけど、今はただ感謝して勉強を頑張るしかないなと思います。そして抗うつ薬抗不安薬を飲まなくていいほどに安定して、毎日平穏に暮らして、いずれ働いて、色んな形で親孝行したいなと心から思います。病気を経て、親の幸せは私がお金を使わないことや早く立派な社会人になることではなくて、私が健康で幸せであることだと知りました。でも、だからと言って両親を仕事に縛り付け続けるのは抵抗があります。いつまでも好きな勉強だけして生きていたいとも思うけど、経済的に自立して、両親という二人の人間を次の人生のステップに行かせてあげたいなと思ったりします。子育てという責任の荷を下ろした段階へ。親孝行は子供の責任ではないけれど、少なからず私は親に感謝していて、親に楽な生活をしてほしいと思います。彼らが仕事を嫌々やっているかというとそうではなさそうなのが救いですが、リタイアしてセカンドライフをゆったり過ごしてほしいなと思います。もちろん親子関係には色んな形があるし、これがあるべき姿とは言いません。

 

月4万。バイトで稼ごうと思うと結構な時間をと労力を必要とする金額です。それをパッと出せてしまう経済力に、私のこのグラグラな人生は支えられているんだなと常々思います。感謝しかないです。この幸運さに、たくさん頭を抱えてきました。自由に生かしてもらえることが、逆に苦しいと思うことも多々ありました。なんて私は親不孝なんだ、私は幸福な人生を送るために不可分ない後ろ盾や素質を持たせてもらってる身なのに、私がダメだから、幸福でいられなくて、罰当たりで...。開き直って、大した罪悪感もなく親のお金で生きられたら、どんなに楽だろうか...。ずっとそう思って、後頭部に痛みを感じてきました。でも、そういった資本主義と儒教が生んだ毒のような思考はもうやめました。私はただ、与えられたものを享受して、与えてくれる者に感謝して、幸せになります。そしてできれば、受けた恩恵を人に与えられる仕事をしたいなと思います。恵まれているから幸せにならなきゃいけない、況してや、それでいて幸せでないのは間違いだなんて、極端でおかしな考え方はやめて、今あるものを生かすことを考えようと思います。

 

私は「幸せでなくてはならない」んじゃなくて、「幸せになってもいい」んだ。そう気づけたのが、今年の春でした。随分気持ちが楽になりました。母親が電話で言っていたんですが、私は昔から「こうでなくてはならない!」と決めると妥協や他の選択ができなくて、その強いこだわりに時々びっくりすることもあったそうです。それが自分にとっては普通だったし、実家にいるときは不適合を起こさなかったから自覚がなかったけど、実家を出て暮らし始めたら、その頑固さやこだわりの強さが生活に支障をきたしてしまったんだなあと、やっとわかりつつあります。私は感覚過敏や強い衝動性もあるし、私が経験した心の病は発達障害の二次障害に近いものがあると思うけど、診断が下りるほどでもないし必要もないと思っているので、受け止めて、少しでもしなやかに生きられるよう努力していくつもりです。(しなやかになれるといいねというのは、精神科医にも、元バイト先の上司にも、親にも、散々言われてきたことです、汗)

 

小論文は正直やったことがないし、かなり不安です。だけど、北大の次に行きたいと思えるのはやっぱり学科の内容を見る限り慶應だし、東京で兄と暮らすという安心安全な選択肢を確保するためにも、ちゃんと対策して、入試を受けようと思います。慶應の校風が私に合わない気がしてかなり迷っていたけど、さっき電話して決断しました。合格を目指します。北大か慶應に必ず合格します。

 

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今月の計画です。1日8時間を毎日確保できるかわからないので計画倒れしないか不安だけど、「しなやかさ」を目指して、タスクに優先度をつけて優先度が低いのは最悪できなくてもいいやと思えるようにしたり、頑張って妥協して得意な英語と現代文のタスクは毎日の必須事項から外したりしてみました。日曜は基本的に調整日にします。平日できなかったことややらなかった参考書をやります。まあ日曜は、公園に行くとか映画を見るとか人に会うとか整体に行くとか、半日くらいはゆっくりしようかなと思ってます。修正は出てくると思うけど、とりあえずこれでやってみようかなと思います。毎日コツコツ頑張ろう(ง •̀-•́)ง

 

おわり