The Migratory Bird

自分が渡り鳥だと勘違いしている人間の書き溜め

頭の整理

7月初旬に科目試験を終えてから、2週間半が経過しました。試験後の計画の通りに進んでいれば、今頃いくつかレポートを提出し終えているはずでしたが、進捗ダメです。今日は思考の整理のためにとにかく書きます。

 

まず、試験が終わってから数日間、理由はわかりませんが寝込んでしまいました。その後改めて学習計画を立て直すも、「やらなくては!やりたい!」と思えば思うほどストッパーがかかり、テキストに触れることが怖くて先延ばしをし続けました。途中からそんな自分を責めたり嘆いたりする元気もなくなり、しばらく無の中で佇んでいました。そんな中で夏風邪を引きました。4日間くらい寝てたかな。やるべきことやりたいことからは逃げ、風邪を引き、今度は病を隠れ蓑に、睡眠とゲームに時間を落としました。一昨日風邪から回復し、昨日は以前から楽しみにしていたライブに行ってきました。今日はやっと重い腰を上げて現実と向き合おうと思い近所のカフェへ来ました。

 

無になっている間に精神科へ出向きました。あまりに先延ばしをやめられなくて苦しいし、自分が発達障害の傾向が強い、そのせいで生活不能に今まで陥ってきた自覚もあるので、もうADHDの薬を試す方向で考えていこうかなと相談しに行こうと思いました。しかし副作用が出やすい、自傷癖や自殺未遂や希死念慮のある私に薬は出せないと言われました。「発達障害は男性のものだし女性で当てはまる人は少ないよ?」と言われたのがショックでした。発達障害については色んな考え方の先生がいるし、確かに男性の表現型に準ずる診断基準が使われているとは聞いたことがあるので納得はしたものの、やはり少し悲しかったです。薬に関しては当然だなとは思いましたが、今まで色んな種類の薬を飲んで副作用に苦しんで、カウンセリングもたくさん受けて努力して、それでもなおこんなに毎日憂鬱でやりたいこともできない生活が続いていることを思うと悲しくて、さらに最後の望みのように感じていた発達障害の薬は出せないと言われて、もう終わりのような気がしてしまいました。結局診察室で呼吸が止まるほど泣きました。今までと同じ薬の処方箋をもらって帰路につくも、電車の中でさえ涙が止まらず、家まで泣き続けました。

 

私は一旦精神科に行くのをやめることにしました。薬に期待するのも、「治療を頑張る」のももう疲れました。精神科に通うことで「自分は治療が必要な人間なんだ」という自意識が生まれていて、それが悪影響のような気もしてきました。薬がないと生活ができないほどでもないし、断薬もそんなに問題ではないと見込んでます。

 

今まで私は「治療を頑張って」きたと思います。投薬と心理療法に真面目に取り組んできました。投薬はともかくカウンセリングのおかげで、生活や心が乱れに乱れていた頃よりずっと生きやすくなりました。考え方も落ち着いて極端すぎる思考も穏やかになりました。だけどもうそろそろ限界かなとも感じています。もうこれ以上どう頑張ればいいのかわかりません。発達障害を扱っているカウンセリングルームにでも通ってもっと生活を工夫すれば、神経科学に即した勉強法の本や発達障害の本をもっと読めば、「やりたいことができない苦しみ」から解放されることはできるんですか?本当に努力は実るんですか?もう治療を始めて5年目、「やりたいことができない」せいで心身を壊して大学を辞めること2回、それでもなお同じことで苦しみ続けていて、もう自責をしたり悔し涙を流したりする元気すらありません。カウンセリングで「諦め」を「適切な選択」と言い換えたり、「人と比較して嘆くのではなく治療を頑張ってきた自分を認め」たり、いつでも「良い子」をやってきました。無理をしてでもマイナスな考え方を捻じ曲げて少しでも楽になる考え方を身につけるしかないのだと思っていました。でももうそんなの馬鹿らしいと感じます。疲れました。

 

もう私にはやりたいことをやるのは無理なんだろうなという気持ちすら見え隠れしています。悲しいことに、私は仕事ならできます。仕事場に出向き、やれと言われたことをその場でやることは問題なくできます。でも自主的に本を読んでレポートを書くことも、生活を管理してくれる人のいない生活環境で毎日のように7時とか8時とかに家を出て学校に行くことも、それらとアルバイトを並行することも、というか、今からその生活を目指すなら編入をしないといけないんですがそのためにレポートを書いたり試験勉強をしたりすることも、私にはできないんだろうなと思います。私にはできないです。だってこれだけ努力したのにダメだったから。もう頑張るのも疲れました。頑張らない選択しかしたくないです。

 

 

いつもならブログには前向きなことを書くのに後ろ向きなことを書いてしまいました。すごくつらいけど、ここからは気を取り直して現状に即しつつ前向きなことを考えてみます。

 

 

 

まず編入試験についてですが、7月にレポートを出しまくらないと受験に必要な単位が得られないという話でした。まあ7月はダメダメでしたので、今年度の編入チャレンジは終了ということになります。長いことそれを目標にしてきたのでとても残念ですが、受け入れるしかないです。来年また再チャレンジすることを目指してコツコツ勉強していこうと思います。編入試験に向けて英語とフランス語の勉強、それから単位取得のためのレポート書きと勉強、それから面接対策のための心理学の勉強をします。それにしても、来年度に編入試験を受けるとすると時間的余裕があるので、どうしようかなーと考えています。ずっと目指したいと思っていたIELTS8.0チャレンジに本気で取り組んでみようかな。それか授業に毎週潜る。または何か新しい習い事を始めたり。ダンスかピアノがやりたい!東京藝大がやってる民族楽器の講座を取りたい!または1ヶ月くらいどこか遠くで過ごしてみたい。せっかく自由の身なんだしやれる範囲でやりたいこと色々やりたい。将来の稼ぎに繋がるかどうかとかじゃなくて、心向くままに楽しいことがやりたい...。

 

大学に通学しなくていい余裕のある生活が1年延長されて可能性が広がったと思うと少し元気になってきました。ブログ書いてよかった...。

 

編入チャレンジが失敗したことはやっぱり悲しいけど、前向きな見方をすると「めちゃくちゃ自由な期間が延長された」わけだし、そんなに悲しいことでもないかも。親の金で生活させてもらってるわけだし遊び呆けず引き続き健康と勉強を第一にやっていくけど、あんまり気張らず、リラックスしてやっていきます。もしかして私の今の生活、通学制の大学生なんかより死ぬほど「人生の夏休み」なのでは?通信制の大学だから勉強するもしないも自由だし通学はしなくていいし、バイトは週2でしか入れてないけどお金に困ってないし。毎日何かしら体調が悪いという致命的なディスアドバンテージはあるけど、せっかくこんだけイージーな生活してるんだから、計画が少し崩れたからって人生終わりみたいな気持ちで沈没するのはもったいないですね。楽しくやっていきます!

 

精神科通院に関してはもうしばらくいいかなという方向でいきます。薬はやめる。カウンセリングもどうしても第三者の手が必要だなと思った時に頼ればいいかな程度にとどめようと思います。もしカウンセリングを受けたくなったら発達障害に詳しい人と話がしたいです。

 

 

書いたら少し気が楽になりました。いつもはノートに書くんだけど、思考の整理をすることさえも怖くてペンが進まなかったので、なんとなくアウトプットのハードルが低いブログに書いてみることにしました。書いて正解でした。もしここまで読んでくれた人がいたなら、ありがとうございました。この投稿を終えたら今年や来年の計画を少し考えてみます。あくまでリラックスして、楽しむことを目的に。

 

あー書いてよかった、ありがとうございました。

 

 

おわり