The Migratory Bird

自分が渡り鳥だと勘違いしている人間の書き溜め

慶應の通信教育課程に合格しました。

 この度、慶應義塾大学通信教育課程の文学部第1類普通課程に合格しました。出願書類の提出は3月5日、合格通知の受け取りは3月28日でした。現在学生証や履修登録関連書類の到着待ちです。

 

 高校卒業からギリギリ5年以内の出願だったため高校の成績証明書の提出をせねばならず、高校の成績が3ばかりだった私はかなり不安でしたが、合格していて安心しました。外国語の能力が重視されるとネットで見ましたが、留学経験がある旨を志望理由書で述べたので、それがよかったのかななんて思っています。あとはシンプルに小論文を評価してもらえたのかな。高校卒業後5年以内の人、普通課程志望の人には厳しいと事前にネットで読んでいたので、合格の知らせを受けた時はなかなか嬉しかったです。正直高校や大学に合格した時より嬉しかったです。

 

 ケアレスミスの鬼なので出願書類の記入は恋人にはチェックしてもらいながら行いました。お陰様で不備なく出願できたようです。ありがとう!一人だったら確実に志願書二枚は無駄にしていたと思います。

 

 無事合格したはいいものの、大変なのはここからです。卒業率は1桁と聞くし、レポートの不合格も当たり前らしいので、気合いを入れます。私の場合は通学課程2年次への編入試験の受験を視野に入れているので、7月と10月の試験と夏期スクーリングで総合教育科目26単位以上の取得を目指します。また、編入試験では英語と第二外国語の試験があるし面接もあるので、英語とフランス語の勉強、それから面接対策のために私が勉強したい分野の勉強をやっていかないといけません。「バイトとの両立難しいヨォ」なんて言ってる場合ではないし、今年はバイトは控えめにしようと思ってます。

 

 編入試験がもしダメだったら大人しく通信課程で卒業を目指そうかなと今は計画していますが、確実に通信の方が卒業のハードルが高く時間もかかると踏んでいるので、なんとか今年勉強とバイトを両立して単位を取得することで自分の生活能力と計画遂行能力に自信をつけた上で、無事編入試験にも合格したいです。私が通信を選んだ理由は「通学課程への入学より通信課程への入学の方がチョロそうだしそこから編入を狙うため」ではなくて、「現在の生活能力や体力に自信がないから通信で学びながら自信をつけて、それから通学課程にチャレンジしたいと思ったから」だということを忘れないようにしたいです。そしてなぜ通学課程にチャレンジしたいかというと、「通信の学位じゃなくて『まとも』な学位がほしいから」ではなくて、「ゼミに所属して直接教育者から指導を仰ぎたいと思っているから」だということも自分の中で大事にしていきたいです。これから、ただ学歴ロンダリングがしたいだけなのだと思われることを恐れたり、通信生なことを恥じたり、やはりしてしまうと思います。でも私はただ学歴ロンダリングのために通信を選んだわけじゃないし、自分の選択は適切だったと思っているので、自信を持って、自分の定めた目標に向かって努力しようと思います。

 

 まずは適切な履修計画立て、そして5月に最初のレポート提出、7月に試験、8月はちょっとつらそうなスクーリングを頑張って、またレポート、試験、そして26単位以上取得、そしてそして来年2月の編入試験を潜り抜ける、それが今年の目標です。二度大学を中退した私が再度通学課程に入ったところで果たして生きていけるのかという問題はありますが、その辺は今年生活してみて判断していこうと思います。どうしても自信がつかなければ通信で勉強を続けます。通学課程を諦めることはあったとしても、大学を卒業することだけは絶対に諦めないようにしたいです。この5年間大学での学びにこだわって治療に取り組んできたし、それだけは譲りたくないなと思います。もうここまでくると意地です。

 

 今年は常にやることがあるので気を緩めずやっていきたいです。2度の試験とスクーリングで26単位取得するのは簡単じゃないんだろうと想像しますが、それでもかなりワクワクしてます。早く履修計画を立てたいし勉強も始めたい...!不安もたくさんあるけど、やっぱり楽しみな気持ちが一番強いです。

 

 とにかく合格してよかった。今年度は浪人生やニートをしていた昨年度と違い「学生」というステータスがあるし、以前働いていたバイト先に出戻りして居場所も得たので、精神的に落ち着いた日々を過ごせるのではないかと期待しています。しかし楽観視せず、投薬を続けて、心と体を大切にします。

 

 新年度、共にやっていきましょう。

 

 

おわり