The Migratory Bird

自分が渡り鳥だと勘違いしている人間の書き溜め

保険

婦人科関係で体調を崩してダウンして、何日か経ちました。自分の身体的な弱さにも、それに対する自分の精神的な弱さにも、ほとほと呆れてしまいます。気力で痛みや怠さや不安に打ち勝てたらいいけど、それができれば医者は要らないという話なので、あまり自分を責めるつもりはありません。何度目かわからないけど、また自信を喪失し始めています。もう11月に入るというのにまだ調子が安定しないからです。

 

 

私が今年再受験の勉強をするために上京してきたのには、いくつか理由がありました。

 

1. 東京生活に慣れるため

私は過去に東京の大学で適応障害になっていて、逃げるように海外へ飛びました。つまり東京生活はある意味リスキーです。そもそも私はそれに対する好意とは裏腹に、都会が苦手だからです。そしてさらに、大学に二度も行けなくなって中退しています。もし福岡で勉強して東京の大学に合格したら、2019年の4月から私は、不安な東京生活と、不安な大学生活を、同時に始めなくてはならないわけです。そのあまりにリスクの高い事態を避けるために、まず一年東京で再受験生活をして慣れさせてから、大学生活を追加する形にしようと思ったのでした。

2. 予備校に通って生活リズムを作るため

こちらは大学生活を健康に送る練習のためです。朝起きて決まった場所へ行く、当然のようにできていたことができなくなってしまったので、練習をしようと思いました。

3. 東京が好きだから

地元福岡にも大学だって予備校だってあります。だけど結局福岡の大学に惹かれなかったのは、もちろんやりたい分野の先生がいないこともありましたが、東京にいたいからでした。東京は疲れます。人が多くて情報が多くて、緑が少なくて。それでも好きなのは、わかりません、いまだに心が田舎者なんだろうと思います。なんでもあるから、好奇心と行動力がある限り、天国のような街だとも思います。それに夜景がとても好きで、手放すのは惜しいです。

 

要は、大学生活を送る訓練のためでした。

そんな理由で二度目の上京をしてきて8ヶ月、結果がこれです(一週間近くまともに勉強できてない)。もちろん波があって、調子がいい時もありました。でも安定しないし、一度心と体がきつくなると何もできなくなります。学力も少しは上がったと思うけど、結局私立文系にまでレベルを落としてしまったし、それでもなお勉強不足に陥っているような状況です。とてもつらいけど、この現状を受け止めて対処していくしかないです。

 

 

受験を止める意向を匂わせてしまいましたが、変わらず来年の冬に受験はする予定です。一度決めたことを途中で放棄したくないし、結果がどうであれ、やり遂げることで自信にしたいからです。それに、応援してくれる人たちがいるので、最後まで諦めたくありません。でも、志望校全てに落ちたら、今年一年の訓練生活が失敗であった合図だと見做して、とりあえず現時点での通学課程への入学は諦めようと思います。どこかの通信課程でマイペースにかつ真面目に勉強しようと思います。慶應の通信課程は、今志望している文学部の教員が在籍しているし、シラバスも見ましたが十分楽しそうです。内容が高度で卒業も難しいそして何より孤独な戦いになるので相当な覚悟を要すると思うけど、スクーリングが必須だし、自分で勉強するのは好きなので、モチベーションは保てるんじゃないかなと感じます。慶應の通信課程は卒業率が低いらしいけど、それは多分早稲田eスクールに比べて学費が安くてかつスクーリングが必須だからだと予測していて、対して早稲田のeスクールの卒業率が高いのは通学課程並みに学費が高い上にスクーリングなしでも卒業が可能、かつサポート体制がしっかりしているからだと予測しています。もし通信課程に進むことにしたら、もう少し慎重に考えてみます。

 

通信課程を選ぶことに対して、後悔などはしないと思います。自分の決めたことに対しては自信を持って生きてきたし、これからもそうだと思います。学位としてはもちろん弱いかもしれないけど、自分の心身と真剣に向き合った(訓練期間の)結果の選択なのだから適切だと思うし、何も得られないよりはマシ、というか、通信課程であれ真面目に学べば通学課程と同等の学びを得られると信じているので、問題ないです。得られる経験に関しても、後者とは異色かもしれないけど何かしら得られると思うので、特に不安や不満はありません。それに、通信課程の途中で通学課程に切り替えるチャンスもあります。期待はできないし、通学課程への移行を前提に通信課程へ進むつもりはありませんが。学費が通学課程より俄然安いのも気持ちが軽くていいなと思います。慶應に至ってはバイトの賃金で賄えそうな額です。真面目にテキストと参考図書を使って勉強をしつつバイトをして、時間割に縛られないから早稲田のエクステンションセンターで授業を取ったりできたら楽しそうだなとか思うし、何か資格の勉強をしてみてもいいなとかも思います。と、書いていたら通学課程より向いてる気がしてきましたが・・・(汗)

 

 

 

 

今日は朝から落ち込んでダラダラ過ごしていて、もうフリーターになろうかなあだとか、働くとしたらどんな職があるかなあだとか、取るとしたらどんな資格にしようかなあだとか、海外逃亡しようかなあだとか、しょうもないことを考えていました。滅入っていると、現実逃避でしか自分を救えません。無意味だとわかっていても。

人生がこんなことになるとは思っていませんでした。もっと普通に大学を卒業して就職するものだと思っていました。でもこうなってしまったものはしょうがないし、柔軟に方針を変えながら、芯は強く持ちつつ、生きていくしかないですね。とりあえず、保険はかけました。受験がダメでも、納得のいく道がその先にあると思えば、肩こりも心なしかマシのような気がします。

 

こんな感じです。とりあえず勉強のペースが戻せたらいいんですが、まだウジウジしています。なぜ何にも手がつかなくなるのか、明確なメカニズムと対処法がわかればいいんですが、なかなか難しいです。もうその辺は病気だからと諦めて付き合うしかないかな・・・。生きているだけで満点ということで、生きます・・・。生きててえらい・・・。