The Migratory Bird

自分が渡り鳥だと勘違いしている社会不適合の書き溜め

理想の30代女性像

私には割と明確な理想の30代の女性像があります。美容室へ向かっている途中なのですが、書きたくなったので書きます。女性の慣習に則って生きてきた私の人格で書きます。

 

容姿面

まず、肌と髪が綺麗で体型がだらしなくない。

10代20代の間に色んなファッション系統やブランドに手を出した結果落ち着いたゴテゴテしていない服装。

細部まで清潔でこだわりが感じられる。

全体的にはカジュアルだけど、そこはかとなく個性が盛り込まれている小物や服のディテール。「過去こんなブランド使ってたの?」「元青文字系なの?」みたいな。過去を匂わせている。

シンプルな服でも質がいい生地、もしくは少し遊び心のあるものを着ている。

場面によって服や小物、ヘアスタイル、メイク、香水を使い分けることができて、変化がある。

大事なのは「細部にまでその人のこだわりが見えている」ことと「楽そうな格好ではあるけど"適当"ではない」こと。

メイク道具は全部がデパコスでなくてもいいけど、リップだけはお気に入りのブランドを使っていたい。

 

ジーンズにシャツにスニーカーという楽チンな服装であっても、ジーンズは履き古してるお気に入りのリーバイスとかであって欲しいし、シャツもジルサンダー...といかずとも、形や生地の質にお気に入りポイントかあるものであってほしいし、スニーカーもそう、ABCマートで急いで買ったアディダスでもニューバランスでもなくて、スニーカーのセレクトショップて買ったものであってほしい。メイクは手抜きでもいいし高い年齢用基礎化粧品なんて使わなくてもいいから、特別なメイクや特別なスキンケアをする特別な日がいくつになってもあってほしい。何歳になっても日焼け止めを年中きちんと塗っていたい。出先で好きな人が席を外している間にサッと取り出して塗り直すリップはディオールがいい。初めて大好きになったブランドをこれからも好きでいたい。

 

精神面

時間がないからあんまり書かないけど、上記からもわかるように、大好きなものごとを大好きでいる気持ちを忘れない人になりたい。

年齢を重ねれば肌トラブルは増えるだろうし、私はお金持ちにはなれないから、思うように可愛い服が買えなかったり、美容皮膚科に通うこともできなかったり、すると思う。だけど、歳をとった、お金をかけられない、綺麗じゃない、だから自分は女としての価値がない、そんな風に思いたくない。綺麗になるには努力じゃ限界があって、お金をかければそりゃ綺麗になる。だけど、ありのままの自分、過去のお洒落や化粧の遍歴の上にある自分、を、ちゃんと好きでいたい。

女性が綺麗でいようとする行為は生物学的視点から考えるとロマンも輝きもない根拠によるものと思う。でも私はその行為の原理を超越した、まあ要は意識していない範囲で、お洒落やメイクを楽しんできたわけで、この範囲で行うそれは直接的には異性へのアピールのためのものではないということを重視したい。だから、何が言いたいかというと、自分の価値は既成の美の基準との距離、相対的な美しさでは決まらないと思うし、もし思うように美しくなれなくとも、人と比べて劣っていると感じても、「自分に価値がない」と悩むような女にはなりたくない。私はただ大好きなものを大好きでいて、自分が美しいと思うものに身を包んで、幸せに女のコスプレをしていたい。女のコスプレは強制される分にはつまらないが、楽しもうと思えば楽しいものだから、せっかくに女に生まれたんだし、楽しみたい。

 

女であることは男であることと同様大変でもあるし有利でもある。その二つ(その他の性に関しては今は置いておきます)に明確な強弱や優劣はないと思う。ただみな与えられたカードを使って、なるべく楽しく幸せに生きるしかないと思う。私は女として生きてきて、嫌だと思うことも、こんな時男なら良かったのにと思うことも多かったけど、与えられたこの性に特に文句をつける気はない。ただこのジェンダーロールを、それなりに、演じていこうと思う。全肯定的ではないけど、それなりに。

 

私の美容室はもう通い始めて5年目になるんだけど、本当にカットが上手いし、美容師さんたちも優しいし好き。表参道にあるので、正直身の丈に合わないなとは思うけど、2ヶ月に1回行く分にはすごくいい街と思うので気に入ってる。今日も可愛い髪型にしてもらいたい。